生前対策
人は、誰しも自分亡き後に親族間で遺産などを巡って争ってほしいとは考えていないと思います。
片親が亡くなったときには、まだもう片親が健在のため、親を気遣って争いになることは稀です。
しかし、両親ともに亡くなったりしたときには、気遣う親もいないため、自己の主張を前面に出してくる方もいらっしゃいます。
そのような事態を防ぐため、また、自分亡き後の手続きについて、あらかじめ道筋を立てておくことで、子孫に時間的にも精神的にも余計な手間を取らせることを防ぐことができる可能性があります。
自分がいなくなった後のことは、自分がいないんだからどうなってもいい!という方も時々いらっしゃいますので、絶対に対策をしておいた方がよいとは中々いえませんが、子孫のことに想いを馳せるのであれば、何らかの対策は取っておいた方がよいような気はします。
現在、日本人の不健康年齢は長く、まだ大丈夫と思っていても、認知症を発症してしまったりする可能性はゼロではないので、対策をするのであれば、動けるうちに、考えられるうちに行なっておく必要があります。
近年、家族信託の制度が拡充されて、色々な対策をすることができるようになってきていますので、家族で話し合って、お互いの想いを形にすることも可能になっています。
具体的には、遺言、後見制度、家族信託などがあり、どの制度を利用したらご自身にとって最善なのかを考えてみてはいかがでしょうか?
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